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自分の気持がわからない人へ|いろんな感情の存在を認める~『24人のビリーミリガン』から~

どうしていろんな感情があるの?

多重人格、を適用すると

自分の中の感情を探っていると、
強弱はあるし、矛盾するものもある。
自分の感情がわからなくなるよね

ダニエル・キイス著『24人のビリー・ミリガン』 (早川書房 1992年)って本を知ってる?概要はウィキペディアでビリー・ミリガンのページに載ってます。
実際に実在した多重人格(今は解離性同一性障害と言うそう)の方の話です。

ビリーの中に24の人格が存在してて
それぞれの性別や年齢、身長・体重
言語、話す訛り、音楽や絵の特技等
人格によって全然違うという。。。

それって、自分の中にいろんな人がいて、いろんな感情がある、そういうことになるよね。
たまたま犯罪と絡んだ人だったから注目されたけれど、普通の人にもそこまで顕著じゃなくても複数の人格を持っているって考えたらしっくりくると思わない?

他にも、自分の中に違う人がいる話なら

イアン・スティーヴンソン著『前世を記憶する子どもたち』(日本教文社 1990年)がある。
こちらは輪廻転生をしていて、前世を覚えているという子どもたちの話。

日本でも生まれる前の羊水にいた時とか、生まれてくる意志を覚えている子供たちの話があって。
以前、そうした子供たちを知ってる医師の講演を聞きに行ったことがあったっけ。

だって日本では普通に、子供が生まれる直前に祖父や祖母が亡くなると、生まれてきた子を「おじいちゃん・おばあちゃんの生まれ変わりね」って言われることがあるよね。

ここで生まれ変わりの是非を
問いたいのではなくてね。

自分の中でいろんな感情があるのは
実は不思議ではないのかもってこと。

そう思わない?

ちなみに、インド占星術では
120年に9つの惑星の時期があって、
それごとに性格が結構違ったりするのを
私は実感してるのです。

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いろんな子達の存在を認めたら

強い子=自分、の誤解

どれか一つの思いでないといけない、
そんな感じが私にはあったわけです。
そうじゃないと変だな、というか。

だから、1番強い子が私だと思ってて
というか、そう思いたがってた、
というのが一番近いと思う

例えば、私は。
常に平然としている、でーんとした
私でいたい、そう思ってた。
「いたい」んだから、
そうじゃない、ってことなんだけど。
すごく揺れやすいんです、私。

だから、そうではない存在、
つまり平然としていない子達のこと
私じゃない、と思いたかった。

それって、他の子達スルーしてた、
ということになる

1番ひどいことしてたんだね。
(どうして1番ひどいか、はコチラ↓)

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動揺したり、不安がったり、
心細げだったり、、、
そんな揺れやすい自分の気持ちを
ないがしろにしてた。

私はそうありたくない、
と思う子達をいない扱いしちゃってた
縮こまって出てこれなくしちゃった

私だと思いたくなかったから。

でも、ね。
でも、ずっといつもいた子達、なんです

出れなくしちゃってるから
その抱えてるストレスが頂点に達すると
私の理解できない行動をして
周りにシグナルを発したりする

存在を認めたら、、、

そんなことにようやく気付いた時、
あぁ、この揺れやすい子達をちゃんと
見てあげよう、って、そう思えた。

そしてね。
ごめんね、ごめんね、って謝って、
むぎゅーって抱きしめてあげてたら。
(イメージの中でね)

あたたかなふわぁっとした風が吹き
軽くなった感じになった。

そしたら、とても優しい気持ちになった
心の中で、つぅーってあたたかな涙が
流れ落ちた